広島県、大久野島に行って参りました！

ここは、別名「うさぎ島」と呼ばれ、うさぎがたくさんいる島で休暇村となっている事から家族連れでも賑わっています。

そして、さらなる別名「毒ガス島」とも呼ばれているのです。

日本陸軍の毒ガス工場が建設され、戦時中は

機密保持のため地図から消されていた島でもあります。

ファンシーな「うさぎ」、そして「毒ガス」。

相反する様な２つのワード。

廃墟女子の心をくすぐる離島です。

ちなみにうさぎは戦争との関係はないらしい。
 

まずは新幹線で広島へ。

忠海駅⇒忠海港で船に乗船。

大久野島が見えると、異様な雰囲気の建物も見えてきます。

そう、あれこそが大久野島に残る発電所跡。
 

遠くからでもその存在感は抜群。


船が到着し、島に降り立つとうさぎの姿。


 

荷物を休暇村に置き、自転車をレンタルし、いざ発電所跡へ！！




これが発電所入り口のトンネル？です。


トンネルを抜けると、その姿に圧巻されます。


 

まるで映画のセット用に造られたかの様な

「完璧」さがある姿に見えました。

姿が大きい分、感動も大きいのか…夏休みの思い出の様に輝く景色に見えました。





窓ガラスはなく、窓枠も崩れています。ホラーハウスとも取れる姿です。


 

発電所本体の正面に｢MAG2｣と書かれているのが確認出来ます。

｢MAG｣とは、弾薬庫を意味する｢Magazine(マガジン)｣らしいです。

この中の写真は有名ですね。

とても広々とし、日が射しているので優しさすら感じました。

外の見た目からは感じられない空気が流れてます。




中には収納棚？の様な物も…。

ビビリなので、奥までは入っていません。


 

この島には友ヶ島同様、砲台跡もあります。

日露戦争頃に作られたとか。





友ヶ島とは違い、中に入れない様に整備されています、ちょっと観光地的雰囲気があって残念。

この砲台に行くまでは自転車が邪魔な位の坂を上ります。。



こちらは休暇村すぐ横にある、貯蔵庫。



こちらは割と小さめです。

こちらも立ち入り禁止です。…といっても人が多いので中には絶対入れなさそう。



もうひとつ、発電所と同じ戦争遺跡として有名な長浦貯蔵庫跡です。




 

壁が黒いのは、米軍の指示のもと、オーストラリア軍が火炎放射器を使用して毒素を燃やしたためだとか。

しっかり残った黒い跡は、「戦争」というものの想像を喚起させる。。
 

休暇の楽園と、戦争の跡の二面を持った不思議な島。

結婚して子供でも出来たらまた来る機会がありそうな、そんな島でした。