直島がアートプロジェクトとして成功し大人気のスポットとなっており、
犬島もそのプロジェクトの1つとして、犬島精錬所美術館という名称で
銅製錬所の遺構が見る事が出来るます。

美術作品もありますが廃墟女子としては、この遺構がメイン。
1909年に建設されたものの銅価格の大暴落によりたったの10年で閉鎖してしまいました。
カラミ煉瓦造りの工場跡や煙突が廃墟好きのココロをくすぐる素敵な場所なんです。

美術館というオープンな場所ですのでとっても安全。
大阪から新幹線で岡山駅まで行き、フェリーのある西宝伝までバスで行きます。




宝伝港から10分で犬島に到着します。



島に到着すると、目の前に犬島チケットセンターが見えます。
こちらで精錬所に入るチケットを購入します。




アートプロジェクトはチケットもパンフレットもオシャレな雰囲気。




すぐに向かいたい所ですが、
犬島のお昼ゴハンを心配されている方も大丈夫！
チケット売り場の奥にカフェ兼食堂？の様なスペースがちゃんとあります。
ただこの日、食事はこちらのお弁当のみだったので魚介類が苦手な方は要注意。

売り場の外にもラーメンなど他にもお店はありました。
ただいつも開いているのかどうかは不明です。。




チケットセンターの向こうには広い敷地、そして煙突が見えています。



こちらの門の前で、開始時間前に集合です。
館内案内が来て、門を開けて美術館内を案内してくれます。
美術作品などは撮影禁止ですので、入った方のみのお楽しみ。




美術館の案内を終了すると、いよいよ精錬所へ。
こちらは自由に歩きまわる事が出来ます。
煉瓦の雰囲気と、欠けたり少し曲がったりしている煙突が素敵です。








煙突などの近くはロープなどで入れない様になっていますが
日本ではない様な雰囲気です。
煙突は実際見るととても高く、この写真のものはしっかりとたっていますね。


曇り時々雨とあいにくの天気ですが
遺構に蔦や草木が絡まり、その奥には海が見えて絶景です。



煙突はたくさんあります。




こちらは何の作業がされていた場所なのかも分かりませんが
何だか洋風な雰囲気が出ています。




思ったよりも広く、まだ経過年数も少ないのでそこまで大きな劣化は
見当たりませんがとてもいいロケーションで贅沢な景色を楽しんだ気がします。
直島と違いほとんど人もいてないので、ゆったりとこの島で過ごすのもいいかもしれません。

アートプロジェクトとして、これからも歴史に残り続けていく素敵な遺構でした。