管理人的危険度:☆☆☆☆☆(街に建っているので)
行き易さ:★★★★☆(見えている景色を辿るだけの簡単コース)
感動度:★★★☆☆
場所:兵庫県姫路市(MAP
最寄駅:姫路駅
最終訪問日:2011年(晴天)

廃線跡があるとの友人からの情報。
さっそく休日に、兵庫県姫路駅に向かう。

こういう公共の場に向き出しになっているスポットはとっても見やすくて、行きやすい。
姫路駅に降りると、すぐに見えてくるのが
廃線跡「姫路市営モノレール」。



姫路駅下車、地図がなくても(地図があっても迷う女子達も)すぐにその姿が分ります。
モノレール跡を発見したあとは、そのモノレールを辿っていくコースです。




街とのミスマッチ感もあり、良い眺めですね。
この重そうなモノレールの支柱をいまだに支えている店舗。


1966年に開業したものの、営業不振などの理由で1979年には廃線となったそのモノレールは
まだしっかりと街中に存在しています…。
市の「お荷物」とまで言われたこの、モノレール。


よくHPで見かけるメインの景色、「大将軍駅」もすぐにたどり着けます。
この景色を見ると、盛り上がりも最高潮!

蔦(つた)も絡まりいい雰囲気出てます。
当時、革新的な存在だったんだろうなと感じられるこのモノレール付き高級マンション。
いや、今でも革新的かもしれない。

このマンション、少し湾曲しているのがすごい。
建築的にも素晴らしいんじゃないでしょうか。

当然マンション下のテナントは全て閉鎖。



このマンションの向こうにもまだ続きます。




辿っていくと、廃線横にレトロなレンガ造りの建物がありました。
いい雰囲気です。






この建物は山陽色素という会社のものだそうです。 (現在も運営されています)




まだまだ歩いて楽しめます。



終着駅であった手柄山までが最後です。
こちら、色が変わっている部分が終着駅部分だったんでしょうか?

手柄山遊園地付近の高台から見下ろした、姫路モノレール跡。



1974年4月時点での累積赤字は10億7200万円だったそうです。(wiki参照
新しい世界を築こうと夢みた日本の歴史の1ページが朽ちて行った象徴ですね。

 
 
 
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